何となく
浮かんだ歌は好きなのに
苦労して詠んだの今ひとつ
思い立って短歌作りを始めたものの、なかなか難しくて、独りよがりのベタな歌ばかりで恐縮しております。しかし、もっと難しくて手が出せないと思うのが、俳句です。なぜなら、俳句は短歌より14字も少ない、たった5・7・5の少ない字数で必要な表現をしなくてはならない。おまけに季語も必要とされます。『プレバト』が大好きで毎週欠かさず観ているのですが、夏井先生のお話を聞くと、たいへん奥が深いと感じております。
あの人の言葉
歌の時に歌なし。歌詠まぬ時に歌あり。常に森羅万象に心をうつし、心身ともに歌になるべし。
・・・歌を詠もうとする時には歌が出来ず、かえって歌を詠もうと思っていない時に、歌が出来るものである。常々から森羅万象あらゆるものに詩心を寄せて、身も心も歌に没入しておくことが必要である。
~烏丸光雄