短歌を作ってみました。

広島出身、関西在住です。よろしくお願いします。

人生・その他

読書

長編の夢の世界を駆け巡る旅から戻り心は虚ろ ストレス解消に最も効果があるのは、「カレーを食べる」ことと「読書する」ことだそうですよ。カレーを食べると、クルクミンという成分が血液の流れを活発にしてくれるから。一方、読書はなぜストレス解消に効果…

父のない娘

叱ったらなぜか好かれたことがある上目遣いの父のない娘(こ)に あの人の言葉 「うれしい」と「よろこび」って近い言葉ですよね。でも、「=」では結べない。そういうことに、短歌を書いていると気づくんです。言葉を言い換えながら『五・七・五・七・七』…

新星爆発

宇宙では塵に過ぎない私でもベテルギウスを心配してる オリオン座に位置するベテルギウスは、地球から約700光年離れた場所にある赤色超巨星です。その大きさは、太陽の約1,000倍の直径を持っており、寿命の最終段階にあるため、超新星爆発を引き起こすと考え…

お茶

「お茶でもいれましょ」と言ったのに「お茶がはいりました」の言葉やさしい いつだったか、JR(西日本)の車内放送が、それまで「扉が閉まります。ご注意ください」と言っていたのを、「扉を閉めます。・・・」に改めた時期があります。誰かが「扉が勝手に閉ま…

人生

人生はアナログだから「まあいいか」それがあるから味があるらし お寺の掲示板から 言葉だけ立派な者は敵である。 悲しみを通さないと、みえてこない世界がある。 うわさ話は賢き人のところで止まる。 何が私を苦しめているのか。自分が握りしめている、その…

海や山

海や山広々としてそこにいる何を言っても何も言わない 私たちがこよなく自然を愛し、広々とした風景のなかにずっといたいと思うのはなぜか。それは、自然が私たちに何らの意見を持っていないから。ドイツの哲学者ニーチェが語っていた言葉です。 ランキング…

カエルの解剖図

実習で息子が描いた解剖図教師が怒るカエル人間 医者に関する名言 医は仁術 病気を診ずして病人を診よ 患者と同じ目線で話をする 教科書はただの参考書!目の前の患者さんが教科書! 神経と血管に尊敬の念を持って臨まないといけない 消化管の内視鏡を行う者…

迷惑メール

迷惑なメール送ったパソコンが爆発をする仕組みがほしい 短歌の学習【備忘録】 字余りでも字足らずでもよいが、定型をはみ出す「破調」であっても、一首全体を破調にするのではなく、たとえば四句と結句を定型に合わせるなどの工夫が必要。 ~『知識ゼロから…

カーナビ

長距離の移動を終えてカーナビのねぎらう声にいやこちらこそ 交通標語から あせりは禁物 あさりは海産物 むかしむかし亀さんは ゆっくり走って勝ちました 彼女は言った。歩行者思いのあなたがステキ はやい男は いや~ん!! 落とせスピード 落とすな化粧 美人…

海上自衛隊呉地方隊

国守る気高く重い使命帯びやさしい君の強くあれかし レイモンド・チャンドラーの小説『プレイバック』の中に、謎の女が探偵のヒリップマロウに語りかける場面があります。 「あなたのように強い男が、どうしてそんなに優しくなれるの?」 「強くなければ生き…

新幹線の列車愛称

やわらかな響きの名でも本当はとっても強い「のぞみ」という君 1964年に開業した東海道新幹線の「ひかり」「こだま」の列車愛称は、国民への公募によって決まったんですってね。「ひかり」の投票が第1位で、以下「はやぶさ」「いなづま」「はやて」と続き、…

喫茶店

二回目で角砂糖抜き覚えられ早や常連になった気がして あの人の言葉 歌の本体、政治をたすくる為にもあらず、身を修める為にもあらず。ただ思ふことをいふより他なし。・・・歌の本質は、政治に役立つためでもなく、身を修めるためのものでもない。ただ、心に思…

遊行(ゆぎょう)

世の中にお返ししつつ遊行生くこれまでの何もかもが有り難い 人生には4つの区切りがあるそうです。詳細は省きますが、最後の4つ目の「遊行(ゆぎょう)期」は、死の準備の時期であり、人生の締めくくりの時期。また、それまでの成長する過程で身につけた知識…

あなたがいると

不器用で話下手でも正直なあなたがいるとほっとするから あの人の言葉 歌詠みは手を替え品を替え、ことばを駆使して真実を伝えようとするし、真実を伝えるためなら嘘もつく。 ~俵万智(歌人・エッセイスト。1962年~) ランキング参加中はてな文芸部 ランキ…

物に宿る霊

命なき物にもこころあると思う共に過ごしたやさしい時間 皆さまは「霊」の存在を信じておられますか? ある人によれば、霊は「物」にも宿るといいます。たとえば長い年月の間、ずっと身近にあって愛用し続けてきた物。そうした物には、ご主人さまと過ごした…

雨宿り

突然に降られ駆け入る雨宿りほのかに過ぎるやさしい時間 さだまさしさんの歌に「雨やどり」というのがありましたが、この言葉には、「突然の雨に降られて困る」という意味合いよりも、どことなく雨を楽しんでいる、情緒に浸っているというような雰囲気があります…

スポナビ

速報の小さな画面睨みつつ突然叫ぶカープが勝った ランキング参加中はてな文芸部 ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ

物忘れ

ニワトリと同じ程度か物忘れ思い立っても三歩あゆまず 寄る年波には勝てないといえばそれまでですが、でも、物の本によると、私たち人間の脳は、きちんと鍛えていけば70歳くらいになっても高いパフォーマンスを発揮できるそうですよ。必要なのは、脳に新しい…

夜明け

夜が明けて身に沁みとおる日の光今日は何かが変わると思う あの人の言葉 短歌俳句のごとき短き者には主観的佳句よりも客観的佳句多し。 ~正岡子規(俳人・歌人。1867~1902年) ランキング参加中はてな文芸部 ランキング参加中言葉を紡ぐ人たち